■ 2014年2月4日 札幌、静内、様似、えりも岬、新冠、レ・コードの湯、苫小牧、函館
日高本線、キハ40。
はまなすで札幌、苫小牧までスーパー北斗、日高本線で静内、朝はおそば。様似からバスで襟裳岬、戻って様似でお弁当確保して、新冠で温泉。夜は函館。
札幌に着くと、183系と711系とがいて。
183系はなんどか乗った。711系も乗った事はある。今回、711系と183系に乗るプランも検討したのだけれど、今回の旅行のテーマ的に優先すべき経路があったので諦める。
ちなみに今回の旅程。
スーパー北斗で苫小牧へ
苫小牧ではまなすを降りて、始発で静内まで行ってしまう、というプランもなくはないのだけれど、それでは静内で2時間待つしかなく、それならば眠いしはまなすで札幌まで寝る。さらに苫小牧までスーパー北斗で寝る。という計画だったものの、札幌駅で写真を撮ったりしていると目が覚めてしまい、スーパー北斗では寝れなかった。
苫小牧から日高本線をひたすら東へ進む。
苫小牧からはキハ40でひたすら進む。
この辺りの天気は曇り、揺れる車内でシャッタースピードを上げたのもあって、暗く写った。
朝の不安定な天候は、青空のような曇りのような。海沿いをバスが走っていた。
2月初頭はまだ冬。一番寒い季節。木は冬支度。
鵡川駅で列車交換。
静内では20分停車
静内に到着静内では20分ちょっと停車する。
襟裳岬に向かう線路、青空晴天で、NikonD70のCCDは、オリンパスブルーを易々と越える蒼天の青を映し出した
朝ご飯に静内の駅そば。
本桐辺りに差し掛かると、車窓には常に日高山脈が見える。
この辺は海岸線いっぱいのところに山があって、その山を内陸側にぐるっと迂回して進む。
本桐駅を様似方面に向かう列車、後ろの貫通路のドアの窓から、通ってきた線路と山脈が見える
キハ40のパノラミックウィンドウからの風景を眺めつつ、列車は進む
そして車窓の日高山脈は続く。
浦河を越えて、列車は海沿いをゆく
浦河から先、列車は海岸沿いを進む。砂浜の上に直接線路を引いたような、簡易線規格の耐軸重11tな日高本線。
この辺りからは日高山脈の突先、襟裳岬が見えてくる。
後ろ向きに座って、過ぎてゆく車窓を眺め、そろそろ終点の様似。
日高本線の終着駅
様似に到着。今日は天気がいい。
出発信号は赤で、右の側線は既に使われていない。
午前中の天気は、とても気持ちのいい日だった。
気持ちいい天気、なんだけどもしかするとそれは、僕は寒さが平気だから、かもしれません。これだけ晴れていれば気温はもちろん氷点下です。
ちょっと足を延ばして、襟裳岬へ。
NikonD70のブルー。これも綺麗な青が出る。OLYMPUS E-PL1sのブルー。こっちはレンズがCanon New FDレンズの組み合わせ。
しかし素晴らしく吹きっさらしの襟裳岬の風は強くて、以前に面白がって明け方にホテルを抜けだした帯広での-20度よりは体感速度は寒い、確実に寒かった。
様似に戻って、
様似に戻っておやつを買いに近所のコンビニ2軒をはしご。数年前に来たときは駅前の国道を浦河側に進んだ先の地元資本のほうしかなかったのに、今回はセブンイレブンまであって、どうしたんだろう?駅まで戻ると列車は入線していた。
午後になって、日高山脈の上まで青空が広がっていて。
襟裳岬の強風で、撮像素子にほこりを拾ってしまったみたい
傾く夕日と、蒼天の青と、キハの屋根の鉄粉汚れと、風景の印象色はまさにこんな感じだった。
そろそろ時間だ。信号が変われば出発。
次はいつ来れるかな。
様似からの帰り、夕刻。
列車は西日の中を進む.車窓には夕景の海岸が広がる。
新冠に着くと、まだ夕焼けは残っていた。
新冠では高校生が数人降りて行った。列車を見送り、温泉へ向かう。今回の旅行では3湯目。
新冠温泉レ・コードの湯
新冠で降りたのは温泉が目当て。駅から送迎車があるというので、お願いする。ちょうどこの時間のダイヤだと、途中のどこかで1本列車を送ると2時間ちょっと時間が取れるように行程を組める。なので日高本線のどこかで温泉を、と思っていた。
適当にググったところ、新冠温泉レ・コードの湯が良さそうな感じだった。
送迎車までお願いするのはお風呂だけでは申し訳ない感じもするけれど、荷物をもっての徒歩はちょっと遠い。
この温泉は当り。
ちょうど日がとっぷり暮れて、太平洋にすこし残った夕焼けの眺望が広がる。
お風呂上がりの生ビールがとてもおすすめ。
泉質は普通で加熱再循環。泉質ではなく、風景で選ぶ1湯。
新冠駅に戻って、
駅まで車で送ってもらい、駅の踏切のところにあるパン屋さんでおやつを買って、列車を待つ。ホームは当然のように氷点下。でも新冠はそれなりに大きな町だったなぁ
苫小牧まで戻ってきた。
苫小牧駅に到着列車も今夜はここで営業終了。苫小牧の製紙工場の煙突をバックに入庫していった。
今夜は函館泊まり
スーパー北斗で函館へ。駅前に宿をとって、駅前のラーメン屋でご飯。スマホやカメラも車中泊2泊でだいぶ電力を使ってしまって、OLYMPUSの電池パックは2本が空。ミラーレスは常に動画撮影状態だから電池を消費し易い。今回も3本電池パックを持ってきている。Nikonは撮影枚数が少ないことともあってまだ余裕がある。モバイルバッテリーも含めてまとめて充電しておく。
Update: 2014/05/29 19:57