■ NewFD35mmF2の分解カビ取りまとめ。とか。
レンズのクモリとりとか
ミラーレスのデジカメはオールドレンズで遊ぶのには都合がよくて、半世紀前のレンズにうつつを抜かしてみるもの、なかなかに楽しい。とはいえ、半世紀も前のレンズ、カビるしコーティングは変質するし、トリウムを添加した高屈折率レンズは放射性でレンズ自身も黄変したり。
で、コーティングまできっちり変質したNewFD35mmF2、素人に出来る範囲でいじり倒してみたのでまとめ。
もろもろ手をいれて、どうにかこの程度までには回復させてみた。
経緯とか
1、なにげなく2500円でNewFD35mmF2ゲット。
入手直後はこの記事の感じ。
2、カビてるっぽいので前から攻める。
3、酸、アルカリ、アルコール、漂白剤、全部効果無し
4、緑色炭化ケイ素→変色取れた!! けど微妙に傷
と、ここまでがこの記事。
5、酸化セリウム→傷取れた!!
で、ここでほぼレンズの問題は解決していてこの記事で第一部完。
調子にのって引き際を誤るとか
が、絞り近辺のホコリがきになる。と調子にのって引き際を誤った!
1、前から攻める→攻めきれない
2、後ろから攻める→精密機械なんですなぁ…
3、ホコリ取れた!
4、ついでに汚れ巻き込んだグリスは除去
5、グリスの代わりにシリコンオイル塗布
6、中鏡筒内の樹脂部品がグリスにヤラれてた
7、カタつくけど、クッション材は経年変化怖いので諦め
8、組み立て
9、無限遠でない!!
で、無限遠を調整してとりあえず実用出来る感じまで回復。
お約束とか
たまたま素人でもそれなりに効果があったような気がするような気分になれた。というだけで、まねしたからといって同じ気分になれるかはわかんないので注意。まねしていろいろ不具合でても僕のせいにしないでね。
Update: 2013/03/17 15:16