■ 2014年2月4日。秋田内陸縦貫鉄道。こまち、、温泉、つがる。
秋田の内陸を抜けていこう
今回の旅程はこちら。
秋田からこまちで角館まで急ぐ
当初のスケジュールだと、秋田から角館まで標準軌改造の701系とか乗ってみて、”うーん、狭軌とは横揺れが違うなぁ”とかうんちくでも溜めるかな的な感じだったのだけど、それよりもこのあとの予定に余裕を持っておこうと。で、
で
で
こまちはさすがに快適で、
男鹿で吹雪き、秋田でも降っていた雪、この辺りではすっかりあがり、空は青空で車窓も実にすがすがしい。
大曲でスイッチバックした秋田新幹線は、
その後も奥羽山脈を車窓に進み、角館まではすぐに到着。
秋田内陸線に乗り換え
角館の奥羽本線のホームは秋田内陸線と並んでいて、それも秋田内陸線がなぜ3セクかと経緯を考えれば元々国鉄なわけで当たり前といえば当たり前です。
駅舎は既に分けられている。のだけど、改札らしい改札もなく。
ホームには車両は待っていて、中にはアテンダントの人もいる。
車内は地元のお祭りの案内があったりと、地元密着、観光誘致を頑張っていた。
でも、車内の椅子とか、
窓とか、だいぶ汚れている。
向かう先の線路は雪原で、
走り出してすぐ奥羽本線と分かれる。
秋田内陸線は山間部へ向かう
奥羽本線と分かれた秋田内陸縦貫鉄道は山中へ向かい、さらにトンネルで深山に分け入って行く。
いくつトンネルを越えたろうか、
長いトンネルを越えた先は
山奥の雪中で、列車は進む。
山中でも鉄道には歴史かあって、古い橋梁とかは数十年単位で残っている例が全国にある。
奥阿仁を越えて
さて、この辺のいまの産業はなんなのだろう?昔は鉱山があったらしい。観光だろうか。林業をするほど若い世代がいるのだろうか。
車窓は雪山と林業の残滓だろう、杉林はちょっとまだらになってる。
前を向けば列車は杉林の中を進む。
雪は深く、線路は敷けるところを探して右に左にトンネルで抜けて行く
ふと、視界が明るくなるところがある。けれど深雪の山中で、やはり雪は吹雪いていた。
こんな山中でも人は住んでいて、踏切があった。
阿仁合で車両交換
乗ってきた列車は阿仁合止まり。ホームの向かいの列車に乗り換える
ここで30分くらい待ち合わせがあれば、ご飯食べたり出来るのにな、とか思いながら乗り換えて先に急ぐ。
車窓は阿仁川を左手に見ながら進む。
温泉を目当てに合川で降りる。
温泉を目当てに合川で降りる。
さざなみ温泉は駅徒歩10分で、日帰り温泉系の人には有名な濃い暖まりの湯。秋田の山奥の地にあって、これ以上この地にふさわしい温泉もないもんだ、という感がある。
湯は熱め、けれど塩分もあって湯温に関わらず浸かり易い泉質。飲んでみると、かなりしょっぱい。
ものの5分も湯船の中には居られない。ひざ下に冷水を掛けてのぼせないようにしながら、それでも3分浸かるのを3回くりかえした時点で汗だくに。
風呂を出て時計をみれば、急ぎ足になるけれど、1本前の列車に間に合いそう。駅へと急ぐ。
合川駅の窓口
駅の窓口は国鉄時代のままなのか、趣きがある。だいぶぬかるんだ道で少々息が切れたが、急いだかい合って急行もりよしに間に合った。
これ逃すとしばらく列車ないからなぁ…
雪中を来た列車の足回りは雪が着いていた。
内陸線ももうすぐ鷹巣
鷹巣も元々国鉄線同士、ホームは共用されていて。
着いたホームをそのまま奥羽本線に歩いて行ってしまう事もできる。
今回は切符の都合もあって、一旦JRの改札へ向かい、検札してもらった。
そして次の温泉に向かおう。
Update: 2014/05/19 03:34